- 2018.08.28
- 労働時間とは?休憩とは?
厚生労働省より、平成29年1月20日、労働時間を適正に把握するためのガイドラインが公開されました。 正確な名称は、「労働時間の適正な把握のために使用者が構ずべき措置に関するガイドライン」といいます。
これは、電通事件など、過労死事件がおこったことをきっかけに、労働時間を適正に把握し、長時間労働による過労死がおこらないよう、適切な方法を構成労働省が指示するという内容です。
労働時間とは・・・「使用者の指揮監督下にある時間」
休憩とは・・・「労働者が権利として労働から離れることが保障されている時間」
◎ 労働時間は、原則として1週40時間、1日8時間までです。
(労働基準法第32条)
◎ 休憩は、労働時間の途中に、労働時間が6時間を超える場合、少なくとも45分。8時間を超える場合、少なくとも1時間与えなければいけません。
(労働基準法第40条)
◎ 休日は、少なくとも毎週1日、又は4週間に4日以上必要です。
(労働基準法第35条)
※受講するように決められている研修、持ち帰りの仕事、何かあった時のための待機する場合なども労働時間にあたります。
(詳細は、ほっとポット2017年5月号をご参照ください)
お役立ち情報➡ライブラリーより「ほっとポット」閲覧可能です